曲目紹介

♪ 流傳太鼓 曲目紹介 ♪
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私たちのレパートリーの一部です。

♪ 響 (ひびき)

 和太鼓と言うのは、何が魅力かと言うと、やはりお腹にドォーンと響く音だと思います。
一打・一打から湧き上がる響きに依り、打ち手が太鼓に魂を入れる。それを見て聞く瞬間だと
思います。
 そんな「 一打・入魂 」をテーマにした曲で、一人一人の個性を生かした打ち方が、一つの見どころになります。

♪ 戦 国 (せんごく)

 太鼓は日本で最も古い楽器と言われ、最初は丸太を叩いたことが起源だと言います。
叩くと言う単純な動作から得られる音に感応し、より良い音を求め、木の筒に動物の皮がはられていったそうです。
戦国時代においては、出陣の際、兵士に向かい鋭気をつけるために太鼓を打ち、見送ったと言う
言い伝えも残っています。
 この曲は、出陣の際の陣太鼓から始まり、敵陣に攻め込む時の荒々しく刀を振り回す姿や、槍で勇ましく敵を突く姿をイメージした曲です。

♪ 大 地 (だいち)

あらゆる生命を守り、はくぐむ、やさしい『 大地 』。
しかし一度(ひとだび)荒れ狂えば、炎となって周りを焼きつくし、深く裂けた傷口から 命を吸い込み、我が身を崩してまでも全てを押しつぶす。 それでも生あるものは、荒れた『 大地 』でも共に歩んでいかねばなりません。
この曲は、穏やかな導入部から、荒れ狂った『 大地 』をイメージした曲です。

♪ RAKU

 音楽の「楽」と「楽しむ」と言う意味を込めて作った曲です。
誰もが気楽に参加して楽しめる、お祭り騒ぎをイメージして、太鼓だけでなく竹や チャンチキを使った、にぎやかな曲ですので、手拍子や掛け声なんでも有りですから どうぞ皆さん楽しみながらお聞き下さい。

♪ 乱(らん)

 戦国時代。落城寸前の小さな砦。飲み水すら、もう一滴もない。
次々と入る不吉な知らせに、侍たちの顔も曇る。
「時は今!」 武将が決意を込めて立ち上がる。家族との別れを告げ、兜の緒をきりりと結び馬にまたがる。
門が開く。
覚悟を決め、射抜くような眼差しで先を行く武将に、遅れまいと闘志むき出しに家来も走り出す・・・

目指すは、鬼と化して敵を蹴散らす己(おのれ)の姿をイメージした曲です。

♪ うらら (麗)

 春になると待ちかねたように元気良く植物が芽を出し、あらゆる生命が生き生きと躍動する春。
その力強さをイメージした曲で、軽快なリズムと弾む様な柔らかな動き、そして遊び心を充分に取り入れた曲です。

♪ 天神 (てんじん)

 昔、愚かな人間たちの争いに、怒った神が地上に降りてくるのをイメージした曲です。
序盤、はるか遠くの方で稲妻が走り雷がとどろく
やがて、その音と光が、次第に大きくなってくるが、人々はまったく気付かない。
すると、一瞬の間に風が暴れだし、滝のような雨が地上を突き刺し、炸裂した雷が木々を騒がせ、絶え間ない稲妻が鋭く闇を縫う。
人々は荒れ狂う神の怒りに恐れを抱き、あわてて天を仰ぎ許しを請(こ)う。
それを見届けた天神は、再びゆっくりと天に帰って行く・・・

魂を揺さぶり、魂を沸かす壮大なスケールの曲です。

♪ 龍 恋 伝 説 (りゅうれんでんせつ)

 江ノ島には「天女と五頭龍伝説」がありますが、昔、津村(現在は鎌倉市)に周囲40 里ほどもある湖があり、そこに五つの頭を持った龍が住んでおりました。
その龍は、暴れ者の神々さえも手下にして、山は崩す、病を流行させる、洪水台風とまさ にやりたい放題。 困りきった人々は、生け贄を捧げたりして静めようとしましたが乱暴狼藉は止まず、村は 荒れ果ててしまったそうです。  
 6世紀中頃、江ノ島の対岸に暗雲がたちこめ、天地が振動してその雲の上に天女が現れ、 舞い降りました。 龍は天女のあまりの美しさに恋をし、結婚を申し込みましたが、数々の悪行を指摘され、 断られました。天女をあきらめられない龍は改心を約束して善行を尽くし、天女と結婚することが出来ま した。 龍は神々を動員し、江ノ島を作っていき、それ以降人々を守るようになったそうです。
この曲は、天女に恋した五頭龍をイメージした曲です。